Go Go うきの楽しさと意義の両立

札幌在住の54歳の、うきと申します。

自分の歯の将来に暗澹とした件~後編

みなさん、おはようございます。

うきです。

昨日はそれまで自信満々だった自分の歯の現状を知り、悲観の谷底に落とされた件の前編について書きました。

今日は後編です。

 

1月末から右奥歯のにぶい痛みが起こり、お友達に歯医者さんを紹介されて行ったのが2月18日のことです。

歯の全体写真を撮って、下の右奥から2番目の歯の根元に全体より色が濃くなっている部分がありました。

これが歯茎の中で炎症を起こしているのです。

 

私は写真を見ながら、なんだかホッとしました。

ああ、これ。非常に見なれた画像です。

ここからしばらく炎症を起こした根元の洗浄を行えば、痛みはきれいになくなるはずです。

 

さらに右ほどではありませんが、左下にも似たような色の濃い部分が出来ていて、同じく炎症を起こしているようです。

ああ、これも体感として納得できます。

右の痛みの方がメインでしたが、かすかに左が痛む感じもありました。

先生に「左側も一緒にお願いします」と張り切ってオーダーしたところ、左右同時はかみ合わせに困るので、まずは右側からと言われました。

 

その日は問題の歯の詰め物をはがし仮止めに変えて、次回からの根元の治療に備えることになりました。

治療台を離れる私に、この後先生から説明がありますがその前にと看護師さんから1冊の冊子を渡されました。

先生からは十分説明を受けたつもりだったので、意外に思って冊子を受け取ると看護師さんは冊子の読むべき箇所を指示します。

待合室で読んで、読んだら窓口に言うようにとのことでした。

 

私が読んだのは、「歯の根管治療について」の項でした。

歯の根元の治療は根管治療と言うようです。聞いたことはあります。

しかし読んだ内容は驚愕の真実でした。

そこには虫歯によって、神経を抜かれた歯は死んだ歯だと書かれていました。

死んだ歯はもろく、何十年もの使用に耐えられない可能性があるということでした。

私の上下左右の奥歯は全て神経を抜かれているはずです。

 

神経を抜いた跡には代わりの詰め物をするけれど、細菌による炎症を起こした場合、完全治療をすることは難しいとも書かれていました。

歯茎の中のごく狭く深い部分でのことですから、これはよく納得できます。

 

私の奥歯の神経がいつ抜かれたのは思い出せませんが、これまで私の歯の治療は上下左右4ヶ所のどこかの根管治療を受けていたことが多かったに違いありません。

今日のレントゲン写真も非常に見なれたものでしたし(苦笑)。

 

死んだ歯を4ヶ所も抱えて、それが順番に炎症を起こしては歯医者に駆け込む。

 

そんなことの繰り返しで、私は歯を大事にする意識が高いと思い込んでいたのですから笑えます。

 

冊子を読み終えてから再度治療室に戻り、先生のお話を伺いました。

私の歯の写真を見ながら、神経を抜かれた歯は何本あるのかお聞きすると、全部で10本でした。

ヒトの歯は28本あるうち、私は左上の奥歯が1本ありませんから、全部で27本。

そのうち10本が死んだ歯なのです。生きているのは17本。

結構ショックでした。

 

今後は生きている17本を決して虫歯にしないことと、死んでいる10本も炎症を起こさないように気をつけなければなりません。

今回の炎症も原因は特定できませんが、仕事のストレスや寒さで体力が落ちていたことは関係があると思います。

 

これまで歯医者さんに駆け込んだ時も健康管理がおろそかになっていたに違いありません。

 

人生100年と言われる現在です。

私の残りの人生はまだ45年近くあります。45年の人生を少しでも楽しく過ごすのに歯の健康は欠かせません。

今回、私の歯は決して無理をできるような状況にないことがわかりました。

 

歯の健康のためには、睡眠や食事、ストレスなど身体の健康管理全般に目を配らなければいけないと改めて感じました。