人脈作りの鍵は3人と痛感した話
みなさん、こんにちは。
うきです。
先日、『私たちはどうつながっているのか』(増田直紀著 中公新書)という本を読んで以来、人とのつながりを増やしていくには、3人が基本なのだと思うようになりました。
それまでの私は、会いたい人がいると、直接、その人にアポをお願いして、いそいそと出かけていました。
度胸あるでしょう(笑)。
そうなのです。
私は初対面の人に会うのが大好きなのです。
昔読んだビジネス書で、人から会いたいと思われるような人は概して心が広く素敵な人が多いから、思い切ってお願いすれば快く引き受けてくれることが多いと書かれてあるのを読んで、もともとある度胸がさらに大きくなりました。
ただ、過去の経験から、1対1は、そのまま立ち消えになりやすいのです。
これは私に、その人とつきあい続ける魅力がないことが大きいと思います。
こちらも初回だけは声をかけることが出来ても、2回目以降になると、さすがに引け目を感じるようになるのです。
これを回避するのが、3人で会うことではないでしょうか。
3人寄れば文殊の知恵と言いますが、人間集団でも、2人集団と3人集団では関係の継続性や情報の広がりという点では、大きく異なるそうです。
そんなことを思っていたら、会ってみたい方が現れました。
その方は男性ですが、同じ大学出身で年も近そうです。
同じ大学を出て、年も近いというのに、その方の豊かな成功ぶりと、今の私のカツカツ生活。
なんて違いだろうと思いつつも、そこで変にいじけないのが私の良いところです(笑)。
その方を仮にAさんとすると、Aさんのブログでは、僕を訪ねてくれる人があれば、自分が経験したことを伝えたいと書いてあります。
おお、Aさんも、私が読んだビジネス書に出て来るような心の広い人に違いありません。
よし、会いに行こうと、今までの私だったら、早速アクションを起こしたところですが、今回は踏み止まりました。
Aさんと私をつなげてくれる、もう1人はいないか考えると、程なくHさんが思い浮かびました。
そしてHさんに、Aさんに会えないかお願いしてみました。
Hさんのお返事は、Aさんは大御所的な存在で気軽に紹介は難しいとのことでした。
ただ、それに続けてAさんと会う時のためにしておいた方が良いことを非常に具体的に伝えてくださいました。
例えばAさんの著書を読むことなどです。
私と言えば、その時に初めてAさんが本を出していることを知りました。
わあ、読みたい!と思いました。
人によっては、難しいと言われた段階で落ち込んでしまう人もいるのかもしれませんが、Hさんの言い方は優しく、私はごく妥当な結論だと感じました。
そして嬉しいのは、Hさんは難しいで終了せず、次に、私のとるべき行動を示唆してくださっている点です。
これは本当にありがたいです。
AさんとHさんのなさっているお仕事に関心は持ちつつも、ポジティブな私にしては珍しく、私に出来るかという懸念が頭をよぎって、なかなか、そこから先に進めませんでした。
そんな状態で、Aさんにお会いしても、単にすごい人だなあで終わる可能性は高いと自分でも思います。
けれど、Aさんの著書を読んだり、Aさんの業界について勉強しておけば、より深いインプットを得ることが出来るでしょう。
こんなことに気づけたのも、Hさんのおかげです。
ここまで来ると、私に出来るかなどと迷っている暇はなく、Aさんの著書を読んで業界のことも勉強しなければならなくなりました。
やっぱり、人脈作りの鍵は3人なんだなと強く感じました。
Hさん、ありがとうございます。(^_^)