Go Go うきの楽しさと意義の両立

札幌在住の54歳の、うきと申します。

麻雀教室史上最悪の雰囲気の日

2017年4月から、麻雀教室に通い始め、2年と3ヶ月が経ちました。

未だに複雑な得点計算はできませんが、手の作り方はわかって来たと思います。


わかって来たと言っても、麻雀はすごく難しいです。

わかりやすい手が来て、運が良ければ、何とかあがれる。

そんな手応えですが、これを少しでも、あがれる回数を増やして行きたいと思っています。


そうやって努力して来たはずですが、前回の教室は最悪でした。一番最初の東1局。親が私という場面で、七対子でリーチ出来たのは良かったのですが、なんと、あがりでも何でもない牌が出たのを見て「ロン」と言ってしまったのです。

そして、次の瞬間に「あ!間違えた!」


この時のあがり牌は、⑦で、⑦の右隣にあった55が出たのを、なぜか「ロン」と言ってしまったのです。

そして、これまた、なぜか、すぐに間違ったと気づいて、心臓が止まりそうでした。


結局これは罰金にはなりませんでしたが、教室のルールでは、あがり放棄となって、残りの回はただツモって捨てるの繰り返しになりました。

悲しい。


そして、これを人のせいにしてはいけないのですが、その5を捨てた人が本当にやかましい人なのです。

これかな、どうかな、当たったら怖いなとか、いちいちうるさい。

そして出たのが、⑦の隣にあった5!

これは違うと思いながら、口が勝手に「ロン」と言ってしまいました。


このOさん、気さくで明るく、ムードメーカー的な方ですが、内心イライラさせられることも多かったです。

今回のミスも、そんな明るいOさんのご本人も気づいていないようなマジックに吸い込まれたような気がします。


はい。

もちろん、他人のせいにするのは最低です。こんな事は口が裂けても言えません。


賑やかなOさんですが、教室内には実はOさんを上回る騒々しい人がいます。

Tさんです。

TさんとOさんは教室のナンバー1と2です。


この日は上家にOさん、下家にTさんと教室の爆弾スピーカー2台が私の左右に設置されたかのようでした。

さらに、この日の二人は、いつにも増して喋りまくっていました。


しかし、東2局の配牌を見て、私は震えました。

またまた、2枚ずつ!

もう1回、七対子をやりましょうという麻雀牌たちからのメッセージだと思いました。


4巡目くらいでテンパイしたのですが、どの牌を待ち牌してリーチするかで、ちょっと迷いました。

ドラの②か、何でもない⑥です。

さっきの失敗も取り返すためには、高めを目指した方がいいと思い、ドラの②で待つことにしました。

たとえ、あがれなくても構わないと思いました。


結局、②は出ないし、ツモれませんでした。教室では上がれなくても、どんなリーチだったのか見せる必要はあります。

ドラの②でしたと言うと、Oさんはあー、私、2枚持ってたと嬉しそうに言ってました。

こういうことを言うのも、私はマナー違反だと思って言わないけれど、OさんやTさんは言わずにいられないようです。


まあ、上がれなかったけれど、アガリ放棄になることもなかったので、良しとします。

この日は、比較的順調にテンパイすることが出来ました。

でも、あがれません。


調子がいいのは、対面のNさんでした。

ただ、これはTさんとOさんが交互に振っていたので、私はまだ救われていました。

二人も負けているからでしょうが、牌をツモるたびに、「あー」「やだー」「全然いいのが来ない」とか大騒ぎです。

うるさくてイライラしましたが、とにかく二人が負けているのだけが救いでした。


私が通っている教室では、常々マナーを大切にしようと言われます。

正直言って、この二人の騒々しさもマナー違反でないかと思うことはあるのですが、二人とも子どものような可愛げがあって、笑って見逃されています。

Tさんは、ぼやきまくっているうち、いつのまにか手が良くなって、調子が出て来ることも多いです。


何とか二人が不調のうちに、あがりたいと思っていました。

そして、あろうことか二度目のミスをしてしまいました。


平和でリーチをかけていたのに、あがり牌を見逃していたのです。待ちは、四、七の両面待ちでした。

なかなか出ないなと思ってよく見ると、私の下家のTさんの捨て牌の中に、七があります。

もう、2巡くらい前のことです。

な、なぜ、あんな所に私のアガリ牌があるの?


その時にようやく、今日の私は変なのだと気づきました。

昨日の夜は明日に備えて、オンライン麻雀ゲームの天鳳もしませんでしたが、このところ睡眠不足が続いています。

あがり牌を間違うとか、見逃すとか、あり得ないことです。


教室では、生徒たちの卓の周りを先生たちが見回ってくれます。

わからない時は質問できますが、先生から指示されることはありません。

じっとTさんの捨て牌から目をあげるとY先生と目が合いました。先生は悲しそうな顔をして、「ツモりましょう」と言ってくれました。


そ、それしかない。

気をとり直そうと思った時に、私と先生のやり取りを見たOさんが「何なに、何かあったの?」と聞いて来ます。

「また、失敗しちゃったんです」と答えると、何なにとさらにしつこく聞いて来ます。

私は競技途中で、手のことを話すのは嫌なので、それ以上は何も言いませんでした。


そして、そんな時に限って、Oさんは七を捨てるのです。

そして私は罠に催眠術にかかったように、「ロン」と言ってから「あ、また間違った」と叫んでいたのでした。


もう悔しくて腹立たしくて我慢ができません。

マナーに厳しい教室ですが、少し抑え気味に「あーん、もう、今日は間違えてばかり!私、帰りたい!」と叫んでみました。


シーン。

うるさいOさんも、Tさんも、こんな時に限っては何の反応もしません。

話すのが大好きなのだから、卓のメンバーが話題を振って来たこんな時こそ、喋りまくる絶好の機会ではないですか。

滅多にないミスを連発している私を慰めてくれるまで行かなくても、今日はどうしたんだろうね、くらい言ってくれてもいいじゃないですか。


かろうじて、Y先生が「私もよく、ミスすることありますよ。最近暑いから、寝不足かもしれませんね」とフォローの言葉をかけてくれても、シーン。

まあ、これは私も黙りこんで反応できなかったのですが……。


いつもルールを守って、他の人が嫌な思いをしないように気をつけている私が、ちょっとボヤいても誰も慰めてくれません。

とても悲しかったです。


さらに最悪なことは、次の半荘に起こるのですが、もうここまで書いて体力がなくなりました。

とりあえず、今回、ブログに起こすのはここまでとします。